こちらが正面玄関の入り口です。
樹齢500年を超える満天星もみどころの一つ。
春は白い花が咲き秋は見事な紅葉を楽しむ事ができます。
築300年余りの母屋に入ると
長い歴史を肌で感じる事と思います。
石畳を進んでいくと目に入るのは
青々とした杉苔のじゅうたん。
どうぞ中へお入りください
鵜の家の主人が丹精込め手入れした苔
春の満天星
紅葉の満天星
鵜が住む鳥屋へ
母屋
御皇室のお方がお入りになられたこともございます。
左端『御用』の箱には徳川家康公より
送られた日の丸提灯が先代まで
納められておりました。
他の箱面に描かれているのは
『隅切り剣片喰』
うちの家紋でございます。
また、15代目と親しくし鵜飼の絵を
描かれた川合玉堂画伯や、
京都金閣寺の襖絵の鵜を描かれた
加藤東一画伯もここに幾度も通われ
この母屋に座して四季折々の鵜の姿を
デッサンされました。
かつては屋敷内で鵜を飼い、
番屋で船頭らが寝食をするなど
すべての生活の中心でした。
まわし場あたりから対岸に見える岩は
川合玉堂画伯代表作のひとつ
「鵜飼」(昭和6年作)のモデル。
川合玉堂(1873-1957)日本画家
鵜の庭
屋敷の中心となる庭には鵜が大事に飼育しております。
鵜飼終了後には、鵜に餌を与える様子を見学する事が
できますし、お泊りのお客様には朝の水浴びの様子も
ご覧いただけますので 観覧席でお待ち下さい。
新館
かたらい
17代目幹郎
drown by 17th generation cormorant fisherman, Mikio Adachi