関市指定文化財(母屋)

関市の有形文化財

 

当家は、母屋、鳥家、土蔵、中庭からなり、

中庭は東海地方に特徴的にみられる

 

「鳥居建」(とりいだて)となっており、

間取りは「三間取り広間形式」と呼ばれる構造に

 

なっています。古い建築様式を残し、江戸時代中期の

庄屋階級の家屋と考えられます。

 

 

中庭には鵜を飼育するための池があり鵜に水浴びを

させたり、給餌、訓練などが行われます。

 

  

 


母屋、鳥家、土蔵、中庭から成る建物空間は鵜匠が

鵜と共に生活できるようになっています。


鵜飼文化が生んだ独特の建物配置を残すものとして非常に

重要であり平成1866日に関市文化財指定を受けました。

      

●鳥居建

大黒柱をもたず、2本の支柱に梁を渡す構造をもつ家屋。

この形が鳥居のような形になっていることが由来。